バリアフリー住宅には、この他にも多くの工夫が考えられます。住宅会社が単なる売り文句としてバリアフリーというだけで安心してしまわないで、上の例を参考に、あなたにあった工夫ができているか考えてみてください。その時には、当面完成する工事だけに目を奪われず、将来対応できるような骨組みや下地を用意したり改造の可能性を造っておくことも視野に入れることです。
これらの工夫は、前段にもあげましたように実は特別なことではなくて、高齢化社会を迎えるにあたっては、どんな家づくりにも盛り込まれ一般的なことになってくるのが時代の要請ではないでしょうか。
その時には、家の設計力の役割が、さらにどんどん大きくなってくると思います。
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