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家づくりを思い立ってからすぐに、思い通りの家が実現することは、神様でない限り、まずありません。みなさんの事情はそれぞれ違いますので、地道にいろいろな希望や条件の検討を加えながら、次第に積み上げていくものです。そして手間をかければ掛けるほど、愛着のもてる自分だけの家にたどりつくのです。 |
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ですので、計画から竣工まで要所要所で点検し、修正点がみつかれば変更を加えていきます。一度決めたからといってそのままで進めるも、竣工に近づけば近づくほどその問題が大きな口を開けてしまうということにもなってしまいます。
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家づくりは、山の頂上からの下山に似ています。山を下りようと思い立って、麓のどこに下山しようかも見定めないで下り始める人はいないでしょう。麓の目的地やそこへの下山ルートは、山の頂上がいちばん見定めやすいところですね。まずは、目的地を確かめてそこへどういう道筋をたどっていくのがいいのかを、考えてみてください。最初から「清水の舞台」から飛び降りないでください。 |
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家づくりにも、道筋があります。それは多くの方が体験してこられた設計や工事の進め方というものです。別項の記事（>
設計の進め方 > 工事の進み方）を参考にするもいいでしょうし、ナビゲーターとして設計事務所をつけるのもいいと思います。しっかりとした道筋をみつけてください。 |
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